事前構成済みの Google Kubernetes Engine YAML ファイルを使用して Cloud Storage FUSE のパフォーマンスを最適化する

このページでは、特定のワークロードに合わせて Cloud Storage FUSE のパフォーマンスを最適化するために役立つ、事前構成済みの Google Kubernetes Engine YAML ファイルについて説明します。トレーニング、サービング、チェックポイントに Cloud GPU または Cloud TPU を使用している場合は、このページで説明するサンプル構成を使用して、GKE Pod を迅速にデプロイし、Cloud Storage バケットにアクセスできます。

サンプル YAML ファイルを使用して GKE ワークロードと Cloud Storage FUSE を構成してデプロイする

構成例を利用するには、次の操作を行います。

  1. Google Kubernetes Engine 用の Cloud Storage FUSE CSI ドライバが、GKE バージョン 1.32.2-gke.1297001 以降の GKE クラスタで実行されていることを確認します。

  2. Google Kubernetes Engine サービス アカウントに、ターゲット Cloud Storage バケットにアクセスするために必要な権限があることを確認します。

  3. 次のいずれかの YAML ファイルを使用して、マシンタイプとワークロードに基づいて適用するサンプル構成を見つけます。

    GPU

    ワークロードのタイプに基づいて、次の Cloud GPU 固有の YAML ファイルのいずれかを使用します。

    TPU

    ワークロードのタイプに基づいて、次のいずれかの Cloud TPU 固有の YAML ファイルを使用します。

  4. 次のいずれかの YAML ファイルを使用して、PersistentVolumeClaim にアクセスする対応する Pod 仕様をデプロイします。

    GPU

    ワークロード タイプに基づいて PersistentVolumeClaim にアクセスする、対応する Cloud GPU 固有の Pod 仕様をデプロイします。

    TPU

    ワークロード タイプに基づいて PersistentVolumeClaim にアクセスする、対応する Cloud TPU 固有の Pod 仕様をデプロイします。

  5. PersistentVolume ファイルを適用して、PersistentVolume と PersistentVolumeClaim をデプロイします。

    GKE Pod アドミッション Webhook は、PersistentVolume の属性を検査して、Pod がスケジュールされる前にサイドカー コンテナの挿入などの最適化を適用します。

    kubectl apply -f PERSISTENT_VOLUME_YAML_FILE_NAME
    

    ここで

    • PERSISTENT_VOLUME_YAML_FILE_NAME は、PersistentVolume YAML ファイルの名前です。例: serving-pv.yaml
  6. PersistentVolumeClaim を参照する Pod 仕様をデプロイします。

    kubectl apply -f POD_YAML_FILE_NAME
    

    ここで

    • POD_YAML_FILE_NAME は、Pod の YAML 構成ファイルの名前です。例: serving-pod.yaml

次のステップ