Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルの構成と管理

このページでは、Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを構成して無効にする方法について説明します。

Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを構成すると、トライアルが有効になり、 Storage Insights データセット構成が作成されます。データセットの操作については、Storage Insights データセットを使用するをご覧ください。

必要なロール

次の表に、Storage Intelligence オペレーションの 30 日間体験トライアルを構成するために必要な IAM ロールと権限を示します。

必要なロール 必要な権限

Trusted Cloud by S3NSリソース階層内のプロジェクト、フォルダ、組織のいずれかに対する次の IAM ロールのいずれかを付与するよう管理者に依頼してください。

  • オーナー((roles/owner)
  • ストレージ管理者((roles/storage.admin)
storage.intelligenceConfigs.update

ソース プロジェクトに対する次の IAM ロールを付与するよう管理者に依頼してください。

  • Storage Insights 管理者((roles/storageinsights.admin)
storageinsights.datasetConfigs.create

カスタムロールを使用して、これらの権限を取得することもできます。どのロールがどの権限に関連付けられているかを確認するには、Cloud Storage に適用される IAM のロールをご覧ください。

プロジェクト、フォルダ、組織に対するアクセス権を付与、変更、取り消すには、プロジェクト、フォルダ、組織へのアクセス権の管理をご覧ください。

Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを構成する

コンソール

  1. Trusted Cloud コンソールで、Storage Intelligence の [構成] ページに移動します。

    [構成] に移動

  2. [30 日間の体験トライアルを開始] をクリックします。

  3. [Storage Intelligence の 30 日間の体験トライアルの構成] ダイアログで、Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを有効にするリソースを選択します。

  4. [続行] をクリックし、次のセクションの手順を完了します。

トライアル設定を構成する

[Storage Intelligence のトライアルの構成] ページで、次の操作を行います。

  1. 省略可: Storage Intelligence 構成に特定のバケットを含めるか、または除外するには、 展開矢印をクリックして [特定のバケットのみにトライアルを適用する] セクションを開き、次の操作を行います。

    1. バケットをロケーションでフィルタするには、次の操作を行います。

      1. バケットを追加または除外するには、[フィルタの種類を選択] メニューを使用します。

      2. [ロケーション] メニューからロケーションを選択します。

    2. バケットを名前でフィルタするには、次の操作を行います。

      1. バケットを追加または除外するには、[フィルタの種類を選択] メニューを使用します。

      2. [正規表現 1] フィールドに正規表現を入力します。

      3. 必要に応じて、複数の正規表現を追加するには、[+ 正規表現を追加] をクリックします。

  2. [データセット名の設定] フィールドに、データセットの名前を入力します。命名ガイドラインについては、データセット構成プロパティをご覧ください。

  3. [データセットを保存するプロジェクトの指定] フィールドで、[参照] をクリックし、データセットを保存するプロジェクトを選択します。

  4. [次へ] をクリックします。

構成を完了する

構成を完了するには、次の操作を行います。

  1. Storage Insights API を有効にするには、[次へ] をクリックします。
  2. 構成したデータセットを保存する BigQuery のロケーションを選択するには、[構成したデータセットを保存する BigQuery のロケーションの選択] プルダウン メニューを使用します。
  3. [次へ] をクリックします。
  4. サービス エージェントに IAM ロールを付与するには、[次へ] をクリックします。
  5. [トライアルを有効にする] をクリックします。

コマンドライン

  1. In the Trusted Cloud console, activate Cloud Shell.

    Activate Cloud Shell

    At the bottom of the Trusted Cloud console, a Cloud Shell session starts and displays a command-line prompt. Cloud Shell is a shell environment with the Google Cloud CLI already installed and with values already set for your current project. It can take a few seconds for the session to initialize.

  2. Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを構成するには、gcloud alpha storage intelligence-configs enable --trial-edition コマンドを実行します。

    gcloud alpha storage intelligence-configs enable RESOURCE_FLAG --trial-edition

    ここで

    RESOURCE_FLAG は、Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを構成するリソースに応じて、次のいずれかのフラグになります。

    • --project=PROJECT_ID: PROJECT_IDプロジェクト ID です。例: my-project

    • --sub-folder=FOLDER_ID: FOLDER_IDフォルダ ID です。例: 1234567890

    • --organization=ORGANIZATION_ID: ORGANIZATION_ID組織 ID です。例: 9876546738

    たとえば、次のコマンドは、my-project というプロジェクトに Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを構成します。

    gcloud alpha storage intelligence-configs enable --project=my-project --trial-edition

    Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを構成する設定の一覧については、Storage Intelligence の構成設定をご覧ください。

  3. REST API

    JSON API

    Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを構成するには、Storage Intelligence を構成するをご覧ください。

Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルを無効にする

Storage Intelligence の 30 日間体験トライアルは、30 日間の期間中いつでも無効にできます。手順については、Storage Intelligence を無効にするをご覧ください。

30 日間体験トライアルの終了

30 日間体験トライアル期間が終了すると、Storage Intelligence は自動的に STANDARD エディションにアップグレードされます。STANDARD エディションへの自動アップグレード後も、すべての Storage Intelligence 機能を引き続き使用できます。STANDARD エディションの料金の詳細については、Storage Intelligence の料金をご覧ください。

次のステップ